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勝手気ままな雑言をば。
by yass.yama
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主観と客観
今日は、職場の先輩にインスパイアされたから、ちょいと哲学的に行こうかなぁ。と。

どれだけ続くのかはわからないけどw
あ、哲学的に行こうって思ってるから、すべて断定形だったりするけど、別に真実とかじゃないので。悪しからず。


「主観と客観」

主観と客観がある。
それは相反する物である。

有り体に言えば、ある事象に対して自らの刺激によって変化を促すのが主観であり、変化を見届けるのが客観である。

主観は、自らの欲求を事象に対してぶつけることとも言える。
それは、生物としての本能の部分を素直に表出させた物と捉えることも出来よう。
つまり、生物としての”衝動”そのものだ。

本来、世の生物は衝動や本能で生きている。
しかし、人間は「知性」という鎖を得た。
衝動が他者を顧みない、自己を唯一の存在として動くものである以上、他者との衝突は不可避である。
自己の衝動は他者破壊し、他者の衝動は自己を破壊する。
だが、「知性」で縛られた人間は、その縛りが有るが故に他者との衝突を回避し、自己と他者を守る事が出来る。
その結果として社会を形成するにたり得た。

人間以外にも社会を形成する生物は存在する。
アリなどは最たるものであろう。
だが、アリに知性は存在するか。
否である。
アリの社会とは、合理的に自己を存在させる手段でしかない。
人間の社会と似て非なるものなのである。

人間は社会を形成した。
それによって、自己を認識するのと同等に他者をも認識せざるを得ないようになってしまった。
社会とは、自己と他者の関係によって成り立つ為である。
自己と他者(しかも不特定多数の)の関係を主観そのままで見ることは不可能だ。
なぜなら「知性」という鎖がそれを許さない。
ここに客観が存在することになる。

客観とは、主観を交えない観点である。
自己のみを見れば良かった主観に対して、その自己すらも俯瞰的に見下ろす客観。
主観の末に現出した客観。それは主観を上回るものなのか?
否。
客観は主観を補完するものであり、主観無くしては存在し得ない。
ならば主観は単体で存在し得るのか?
それも否。
社会で生きる以上、他者との関わりを断つことは出来ない。
それは「知性」以上の鎖かも知れない。
故に主観も客観無くしては、もはや存在し得ないのである。

人間は主観と客観の両者を内包している。
社会の中での主観。それは他者への干渉として存在し得る。
「他者」という事象を「自己」によって変容させる。
そして「自己」すら変容させる。

例えば、「感情移入」というものもそうだろう。
他者への「感情移入」は、自己を他者に近づけているようで、その実、他者を「自己」へと変容させている。
それは、他者の変容であると同時に、自己の変容になる。

**道草**
他者を変容させることは、自己を他者と差別化させることになる。
そこに「特別でありたい」という思考が働いている。
これに関しては、別の機会に述べたいと思う。
**本線へ**

変容した自己。
だが、主観で生きるものは、その変容には気づかない。
所詮、自己は自己でしかないのだから。
ならば、変容を感じ取るのは何なのか。
それは客観である。
とどのつまり、主観と客観は単独では存在し得ない。

自己の中に多数の他者を内包することで、主観単独での存在が可能なのではないか。そう考えたが、だが、やはりそれを認識するのが客観である以上、それは無理な相談であった。

そう考えると、こうは言えないだろうか。
究極の主観は、「自己」を完全に「他者」とすること。
そして社会そのものを「自己」に統一すること。
究極の客観は、「自己」を消失し「他者」として認識すること。
社会そのものを「他者」に統一すること。
結局、結末は同じ事になってしまうのかも知れない。

突然だが、陰陽道のマークをご存じだろうか。
主観と客観_c0034862_0493097.jpg

あれは「両儀」と言われるものだが、白の中には黒の点が、黒の中には白の点が存在する。
陰陽の二極が単独では存在し得ないというマークなのだが、この陰陽は全ての二極化される物事に適用されるとされている。
本当に全てに当てはまるかはともかく、今回の主観と客観は、正に二極は単独では存在し得ないものであるというのは。疑いようがない。

以上、本稿 了

あ~、やっぱり理論が飛躍するし、だらだらした文章だなぁ。
ま、いいか。気が向いたら修正しようっと。

今日はこんな感じ~
by yass.yama | 2006-03-14 00:49 | 雑言
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